当社の強み
創業40年以上、バレル研磨一筋で培ってきた技術と経験。個別バレルによる打痕ゼロ、樹脂バレル対応、ISO認証に基づく品質管理体制で、お客様の課題解決を支援します。
バレル研磨専門40年以上
下町の中小企業だからこそできる、独自性と小回りの利く対応。
株式会社早川研磨工業は、東京都墨田区で創業40年以上、一貫してバレル研磨加工を行ってきた専門会社です。
大手メーカーにはない独自性、迅速な対応、そして細やかな製品造りを心がけてきました。近年の技術革新とともに、より高度な製品造りが求められる時代において、バレル研磨を中心に技術開発に力を注いでいます。
個別バレル ― 打痕ゼロを実現
課題
通常のバレル研磨では、槽内でワーク同士がぶつかり合い、表面に細かいキズや打痕が発生します。外観品質が重視される部品では、この打痕が致命的な欠陥となることがあります。
当社の解決策
仕切り付き専用槽(個別バレル)を使用し、ワークを1個ずつ個別の区画に配置。ワーク同士が接触しない状態で研磨を行うことで、打痕ゼロを実現します。
特徴
- ワーク同士の接触を完全に防止
- 通常バレルと同等の研磨効果を維持
- 形状に応じたカスタム治具の設計・製作も対応
- 外観検査基準A/AAの継続達成に貢献
適用例
樹脂(プラスチック)バレル研磨
課題
樹脂成形品には、パーティングライン(金型の合わせ目跡)や微細バリが残ります。金属とは異なる材質特性があり、研磨条件の設計が難しいとされています。
当社の解決策
金属バレル研磨で培ったノウハウを樹脂製品にも応用。樹脂専用の条件設計により、パーティングラインの除去からクリア仕上げまで対応しています。
対応材質
| 材質 | 対応 |
|---|---|
| ABS | ◎ |
| ポリカーボネート(PC) | ◎ |
| POM(ポリアセタール) | ◎ |
| PMMA(アクリル) | ◎ |
| PEEK | ○(条件次第) |
| レニー材 | ○(技術開発中) |
| カーボン樹脂 | ○(技術開発中) |
加工例
樹脂バレル研磨に対応できる加工会社は限られています。金属と樹脂の両方に対応できることで、お客様の幅広いニーズにワンストップで応えられます。
ISO認証に基づく品質管理
認証取得
| 規格 | 取得年 | 内容 |
|---|---|---|
| ISO9001 | 2006年4月 | 品質マネジメントシステム |
| ISO14001 | 2012年5月 | 環境マネジメントシステム |
※いずれも2015年版に更新済み
測定・検査設備
| 設備 | 用途 |
|---|---|
| 表面粗さ・輪郭形状測定器 | Ra/Rz管理、R値測定、形状変化確認 |
| マイクロスコープ | 微細部の外観検査、バリ残り確認 |
| レーザー元素分析装置 | 材質確認、異物分析 |
工程管理
- 研磨石の徹底管理:専用化、交換記録、混入管理、寸法管理
- 作業の標準化:マネジメントシステムを活用した教育訓練
- 工程間検査:面粗さ測定の実施(工程間・最終工程)
- トレーサビリティ:加工条件の記録・共有
試作から量産まで一貫対応
お取引の流れ
-
01
ヒアリング お客様のご要望、品質基準、納期、数量をお聞きします
-
02
試作加工 最適な方式・条件を検証。ご納得いただけるまで繰り返し試作
-
03
条件確定 研磨条件(機械、研磨石、時間等)を確定し、お客様と共有
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04
量産 確定条件で安定した品質を再現
-
05
アフターフォロー 継続的な品質維持、条件調整、改善提案
当社の姿勢
- お客様とともに作り上げる:お客様に会社を育てていただいているという意識
- 条件の共有:使用する機械、研磨石、添加剤等の条件を可能な限りご提示
- 理想の製品作りまでお手伝い:ご満足いただけるまで試作加工を繰り返し
- 加工して終わりではない:アフターフォロー体制を整備
対応力
| 項目 | 対応 |
|---|---|
| 試作 | 1個から対応 |
| 量産 | 大ロット対応可 |
| 短納期 | 相談可(条件次第) |
| 小ロット | 相談可 |
保有設備
複数の研磨方式に対応できる設備を保有し、最適な加工をご提案します。
| カテゴリ | 設備例 |
|---|---|
| 研磨設備 | 回転バレル研磨機、振動バレル研磨機、遠心バレル研磨機、個別バレル用仕切り槽 |
| 測定・検査 | 表面粗さ・輪郭形状測定器、マイクロスコープ、レーザー元素分析装置 |
| 後工程 | 熱風乾燥機 |
技術課題への取り組み
バレル研磨特有の課題に対し、当社独自の解決策を持っています。
| 課題 | 原因 | 当社の解決策 |
|---|---|---|
| バリが除去しにくい | バリの根元が厚い、材料が柔らかい | 豊富なメディア在庫からの最適選定、検査測定器による形状確認 |
| 光沢が出ない・面粗さが悪化 | ワーク同士の接触によるキズ | 個別バレル(仕切りタンク)、投入量・回転数の調整 |
| 打痕・研磨石詰まり | 複数ワークの同時処理、管理不足 | マネジメントシステムによる社員教育、研磨石の徹底管理 |